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こころに残る映画:

『ル・アーヴルの靴みがき』 フランス北部の港町ル・アーヴルで靴みがきをしながら生計を立てているマルセル。冒頭、強面の客が「もういい」といって画面から消えた途端、数発の銃声。港に漂着したアフリカ難民のコンテナ。
ハードボイルドな展開かと思いきや、話が進むうちに街のみんなの機転、やさしさが静かな画面にあふれてくる。
逃亡の少年を追い詰める警視が最後に粋な行動を取ったりするのも《ロンドンから来た男》の刑事を思わせてうれしくなる。

『サラの鍵』 1942年ドイツに制圧されたパリで、フランス政府がユダヤ人を一斉検挙した中に少女サラがいた。警察が来たとき弟を押し入れに匿い鍵をかける。一家は連行され、やがて現代。二世代下のパリに住むジャーナリストのジュリアが60年前自分のアパートに起こったこの事実に行き着く。
これを知ることはだれをも幸せにするでもないが、想像のサラを思い一歩一歩事実を探り当てやがて明るみに出てくる真実は。ラストの一言が突き上げる感動を生む。
ドイツ対連合軍という図式でなく、フランス政府のもとで起こった冬季競輪場強制収容(ヴェルディヴ)事件をもとにしたところが新たな悲劇を感じる。
2011年度だんぜんベスト1。